栄養士のための食品学実験

栄養学科「食品学実験」の授業の記録です

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

食品学実験(11)食品中のビタミンC インドフェノール滴定法

●実験目的 インドフェノール法によるビタミンCの定量方法を学習する。 ●実験内容 大根を 1.すりおろし直後 2.すりおろし後24時間経過 3.大根に人参を加えたもの 4.大根を加熱したものとその煮汁 以上4種類の条件でそれぞれのビタミンCを定量した…

食品学実験(10)食品の塩分 硝酸銀滴定法(モール法)

●実験目的 食品中の塩分はナトリウム量を測定し食塩相当量を求めますが、食塩量を求める簡便な方法として塩化物イオンから求める方法と操作を覚える。さらにナトリウム量から求めるのと差異があるのか、また差異があるとしたらそれはなぜなのかを学ぶ。 ●実…

食品学実験(9)りんごの褐変反応

●実験内容りんごの褐変反応は酵素による反応であるが、この反応が促進される要因、阻害される要因を学ぶ。 ●実験項目りんご果汁を次の条件下におくことにより、どのように色が変化していくかを観察した。A:りんご果汁を室温で30分放置後の色を観察B:リン…

食品学実験(8)食品の有機酸酸度

●実験内容食品に含まれている有機酸を中和反応を用いて定量する。 ●実験項目試料として、食用酢(穀物酢)、牛乳、ヨーグルト、レモン果汁を用いて、それぞれの試料の有機酸量を定量した。 ●中和反応を利用した有機酸の定量中和反応であるため、酸と塩基は一…