栄養士のための食品学実験

栄養学科「食品学実験」の授業の記録です

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

食品学実験(6) ほうれん草の色素の分離

●実験目的 緑葉に含まれる色素を有機溶媒で抽出し、薄層クロマトグラフィーで分離し、含まれている色素を確認するとともに、生の時と加熱した時で色素にどのような変化があるかを知る。 ●実験内容 ほうれん草をすりつぶし、ジエチルエーテルで色素を抽出した…

食品学実験(5) 食品の色素 アントシアニン

(予備実験時の写真 左→右にpHが上がっていきます) ●実験目的アントシアニンがpHによってどのように色が変化するかを知る ●実験内容100%ぶどうジュースに0.1mol/Lの水酸化ナトリウム溶液を0.2ml刻みで1.0mlまで入れ、その時の色を観察しpHを測定する ●レポ…

小麦粉の性質と加工特性の実験振り返り

小麦粉の性質と加工特性の実験の振り返りに書いてあったコメントについてのフォローです。 ビウレット反応があるとたんぱく質であるというのはわかりましたが、アミノ酸との関連性がわからなかったです。 →ビウレット反応はペプチド結合がないと反応しません…

食品学実験(4) 食品の色素 クロロフィル

●実験目的 クロロフィルがどのような条件下でどのように色が変化するかを知る●実験内容 ほうれん草の葉を酢酸、炭酸水素ナトリウム、硫酸銅、蒸留水の各溶液に入れ加熱後、ほうれん草の葉の変化を観察する ●レポート作成のポイント クロロフィルの色の変化…

食品学実験(3) 寒天とゼラチンの凝固作用

●実験目的ゲル化剤として寒天とゼラチンの凝固において、他の物質がどのように影響するか。 ●実験項目寒天、ゼラチンそれぞれに砂糖だけを加えたもの、酸(レモン果汁)を加えたもの、生のキウイ果汁を加えたものを作成し、固まり方にどのような違いがあるか…

食品学実験(2) 小麦粉の性質と加工特性

1.小麦粉の性質 ●実験内容 小麦粉(薄力粉・強力粉)からグルテンを作り、ビウレット反応で確認する ●実験項目 小麦粉からグルテンを作る。それをビウレット反応で確認する。 作ったグルテン(湿麩)を乾燥させる。(乾燥したものを乾麩という) ●レポート…