●実験目的
インドフェノール法によるビタミンCの定量方法を学習する。
●実験内容
大根を
1.すりおろし直後
2.すりおろし後24時間経過
3.大根に人参を加えたもの
4.大根を加熱したものとその煮汁
以上4種類の条件でそれぞれのビタミンCを定量した。
なお、1はすべての班で行ったが、2・3・4については、実験器具の都合上、各班それぞれ1つを担当し実験を行った。
●レポート作成のポイント
レポートはビタミンCの性質や上記の条件でビタミンC量が変化した理由を考察しましょう。
同じ条件でも班によって数値の違いは出ていますが、傾向はつかみましょう。
そのうえで、大根を使った料理で効率よくビタミンCを摂取するにはどのような献立にしたらいいかを考えましょう。
100gあたりのビタミンCの量は確かにすりおろし直後は多いですが、実際問題として大根おろしとしてたくさんの量が食べられますか?そういった現実問題も直視して考えましょう。
みんなの想像豊かな提案を楽しみにしています☆
追記:
みんなの想像豊かな提案ありがとう。
ただしここで一つだけ気を付けないといけないことがあります。
献立を考えるときに、「実験結果から」といいました。
ということは、調理工程の違いについて考えて提案するのはOKですが、原料の部位の違い、皮の部分がいいとか葉も使うべきというのは、「実験結果から」に基づいていません。
与えられた条件をよく理解して書くというのは、内容の良し悪し以前に重要なことです。今後気を付けましょう。