栄養士のための食品学実験

栄養学科「食品学実験」の授業の記録です

食品学実験(10)食品の塩分 硝酸銀滴定法(モール法)

●実験目的

食品中の塩分はナトリウム量を測定し食塩相当量を求めますが、食塩量を求める簡便な方法として塩化物イオンから求める方法と操作を覚える。さらにナトリウム量から求めるのと差異があるのか、また差異があるとしたらそれはなぜなのかを学ぶ。

●実験内容

試料:みそ、濃口しょうゆ、うす口しょうゆ、スポーツ飲料
これらの試料を調整し、硝酸銀溶液で滴定し、試料100gあたりの塩分を求めた。

●レポート作成のポイント
実験では、塩化物イオンから食塩量を求めました。これとナトリウム量から求めた場合と差異があったかなかったのか、あったとしたならばそれはなぜかについて考えましょう。
また、なぜナトリウムから食塩を求めているかについては、ナトリウムが体内でどのような動きをしているのか、どのような影響があるのかもあわせて考えましょう。