●実験目的
牛乳から栄養素を分離し、その性質を知る。その過程において、糖の定性反応を通じて、構造の違いをも学ぶ。
●実験内容
カゼインを析出させた後のろ液を精製し、乳糖溶液とした。
この乳糖溶液並びにグルコース溶液、ラクトース溶液、スクロース溶液、アラビノース溶液を用い、糖の定性反応を行った。
●レポート作成のポイント
糖に関するそれぞれの言葉の意味を理解したうえで、どのような構造の違いから反応の有無ができるのかを調べて考察すること
・モーリッシュ反応
糖ならびに炭水化物の検出に利用される
・フェーリング反応
還元糖の検出に利用される
・バーフォード反応
単糖類の検出に利用される
・ビアル反応
アルドペントースの検出に利用される
(写真は青みがかっていますが実際はもっと緑色が強く呈色します)