栄養士のための食品学実験

栄養学科「食品学実験」の授業の記録です

食品学実験(8)食品の有機酸酸度

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●実験内容
食品に含まれている有機酸を中和反応を用いて定量する。

●実験項目
試料として、食用酢(穀物酢)、牛乳、ヨーグルト、レモン果汁を用いて、それぞれの試料の有機酸量を定量した。

●中和反応を利用した有機酸の定量
中和反応であるため、酸と塩基は一定の割合で反応する。
その割合は実験書の通り。
よって、濃度及びファクターが明らかな塩基(実験では0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液)を使用することによって、未知量の酸を求めることができる。

●レポート作成のポイント
食用酢、牛乳、ヨーグルトは酸度の基準を調べたはずです。それと実験結果と比較する。
それぞれの食品の製造方法から酸度がどう関係しているかを考えて考察する。

●その他
それぞれの食品に含まれている主な有機酸は何かは必ず覚えておくこと