栄養士のための食品学実験

栄養学科「食品学実験」の授業の記録です

食品学実験(4) 食品の色素 クロロフィル

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●実験目的
 クロロフィルがどのような条件下でどのように色が変化するかを知る
●実験内容
 ほうれん草の葉を酢酸、炭酸水素ナトリウム、硫酸銅、蒸留水の各溶液に入れ加熱後、ほうれん草の葉の変化を観察する

●レポート作成のポイント
 クロロフィルの色の変化にはポルフィリン環にあるマグネシウムが関与しています。色の変化とマグネシウムの関係を調べたうえで、実験と照らし合わせて考察する。
 クロロフィルの色の変化において、マグネシウム以外に関与している要素があります。それは何でしょうか?そしてそのときクロロフィルやほうれん草の葉はどのようになるかを調べ、実験結果と照らし合わせて考察する。

 酢酸溶液は特徴は何でしょうか?pHで考えてみましょう。
 炭酸水素ナトリウムの特徴は何でしょうか?pHで考えてみましょう。
 硫酸銅の銅イオンはどのような動きをするのか考えてみましょう。


    さらに、実際に調理する際にはどのような点に気をつけたらいいのか考えてみましょう。