栄養士のための食品学実験

栄養学科「食品学実験」の授業の記録です

第12回 未知試料の分析

各自に分析する試料を配り、与えられた試料が何か実験により調べる。

試料は

①水

グルコース

スクロース

プロリン

グリシン

の5つのうちのどれかひとつ。

 

大事なことは、あてずっぽうやとにかくどれかやってみるのではなくて、
きちんと論理的に考えて行うことが大切。
①の水は全てにおいて定性反応(ー)だから検討しなくていい。
②③は糖質、④⑤はアミノ酸なのでまずどちらに属するかを明確にすること。
これが一番初めに行うこと。

よって、

モーリッシュ反応 結果陽性→フェーリング反応 結果陽性→グルコース
                       結果陰性→スクロース

         結果陰性→ニンヒドリン反応 結果陽性で青紫→グリシン
                       結果陽性で黄色→プロリン
                       結果陰性→水

 

それぞれの反応の原理、どのように反応するか(色)実験方法については、復習しておくこと。